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第2回です。
このブログでは当面5号機を取り上げる、と前回言ったからにはまず、5号機って何なのかを説明しないといけませんね。
というわけで、ある程度は5号機について知っていると思っていましたが、今回改めて勉強しました。 最近はだいぶ5号機がお店にも姿を見せていますし、認知度も高くなっているので知っている人も多いでしょうが・・・まあ、ここはひとつオレと一緒に勉強しなおしましょう。
出玉の規制
これが一番大きなポイントですね。まず機械を検定に通す際の検査方法が従来とは違う。どう違うかというと、旧式では完全おやじ打ち(適当打ち)だったのが、新規制では完全DDT(成立子役の完全取得)により、出玉を算出しています。これにより何がどう違うのかというと
発表されてる機械割の算出方法が違うということなんです。
たとえば4号機と5号機で同じ100%という機械割が出されているAとSという台があるとします。
A台の機械割100%というのは適当に打ち回して算出された数字。適当に打つと子役の取りこぼしなどが発生したり、BIG中のリプレイ外しといった技術介入要素が無視されているため、実際には数%機械割が高くなる。
しかし、S台の機械割100%というのは、子役を完全獲得した上で算出された数字。このため実際にプレイする際には何度か子役の取りこぼしが発生する事に加え、リプレイ外しといった技術介入要素がない(後述)ため、実際にはわずかに機械割が下がる計算になるのです。
これが機械割発表が同じ100%のA台とS台、4号機と5号機の出玉の差となっているのです。
さらに5号機には400回転での出玉率は最大でも300%以内.6000回転での出玉率は最大でも150%以内.17500回転での出玉率が55%~120%以内。という回転数毎の機械割制限があります。これが4号機時代は当たり前だった瞬発力の抑止、5号機には出玉の瞬発力がない原因です。
出玉の瞬発力については、ストック機能の禁止という大きな変更があります。
ストック機能とは、内部で成立したボーナスを一旦貯めこみ、特定の契機をもって貯めたボーナスを一気に放出するという連チャンシステムの事ですが、5号機ではボーナスは成立毎に即獲得とされているため、このストック機能が禁止されています。これにより、5号機ではボーナスの完全毎ゲーム抽選となっており、ストック機が作り出した荒波はなくなりました。
もうひとつ、大きな変更点としてBIGの払い出し枚数が固定されています。これにより、これまで当たり前にあったリプレイはずし等の技術介入要素での差が消えています。
他にも「ATシステムが事実上不可能」、「RTテーブルの禁止(いわゆる天井が無くなった)」、「CT機能に関する規則の変化」、「図柄数が7から10へ増加」など・・・細かいことを挙げればキリがなく、このへんを全部説明するのは面倒くさい(おい)ので、割愛します。
このように新規制は、これまでのストック機が見せた爆発力、大量獲得性を抑制する内容になっていています。この為、5号機は全体的にまったり、だらだらと遊べるローリスク・ローリターンな台が多いです。
ですが
だからと言って大負けがないのかというとそんなことはなく、平気で3、4万は負けるのが5号機です。
天井機能というハマリ救済もなく、ハマるときは際限なくハマるのも5号機(我輩は最大2000Gハマリの台というのを見たことがある。)
ゾーンという概念もないので、いつでも辞められる一方で明確な辞め時がないのも5号機。
こんな事を書くと、「5号機って怖くて爆発力がなくて良いことねえじゃねえか」って感じですが・・・実はそうでもありません。
確かに、これまでのストック機に代表される4号機に体が慣れ、スロットに瞬間の爆発力を求めている人には物足りない印象があるとは思いますが・・・
新規制によってまた、新しいゲーム性が生み出されているのも5号機なんです。
そして、多様なゲーム性をもった5号機が今ではかなり登場しています。新規制の解釈の隙間をついたスパイダーマンなんかがわかりやすい例です。
次回からはスパイダーマン、南国娘、アイムジャグラー、サンダーVスペシャル、餓狼伝説などなど・・・現在ホールで頑張っている主要5号機について書きたいと思います。
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スロットに本格的にはまったのは2006年。以後泥沼のスロット依存症になりながらも、やっぱり楽しいからやめられない・・・そんな私です。